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【高校野球】二松学舎大付の岡部雄大内野手が満塁本塁打 2戦連続の延長タイブレーク制す

スポーツ報知 2024年7月15日 19時37分

◆第106回全国高校野球選手権 東東京大会▽3回戦 二松学舎大付9―5岩倉=延長10回タイブレーク=(15日・神宮)

 二松学舎大付・岡部雄大内野手(3年)が延長10回タイブレークで公式戦初本塁打となる満塁本塁打を放ち、岩倉相手に劇的勝利。今大会ノーシードの強豪が2戦連続のタイブレークを制し、4回戦に駒を進めた。

 打った瞬間、球場がどよめいた。延長10回無死満塁の場面。「外野の頭は越えるかな」。本人もこう思った打球は右翼手の頭上も外野フェンスも越え、スタンドへ。着弾を見届けると何度もガッツポーズを繰り出した。「打った記憶がない」という野球人生初のグランドスラムで、高校入学後、公式戦での初アーチ。片井海斗内野手(3年)も「練習でも(本塁打は)見たことない。ビックリ」と口にした一撃だった。

 序盤に5点を先攻するも追いつかれる苦しい展開。「下級生が頑張って投げていたので、上級生として打ってやらないと」という強い気持ちが本塁打を生んだ。ホームランボールは「(戻ってきたら)家で宝物にします」と声を弾ませた。

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