◆JERAセ・リーグ DeNA6―1広島(15日・横浜)
広島は、投打に精彩を欠いて敗れた。引き分け以上で首位返り咲きだった。首位・巨人に0・5ゲーム差は変わらないものの、4位・阪神に0差の3位に後退した。
先発・アドゥワは初回いきなり3連打で先制を許すなど、4回まで毎回の6失点(自責5)で3敗目。被安打10は自身3度目のワーストタイと苦しんだ。5月までに5勝しながら、6月以降これで6戦白星なしとなった。
打線もDeNA左腕・浜口の前に沈黙。3回まで無安打で、4回は先頭から連打で無死一、二塁としたが、石原が空振り三振、菊池の痛烈な打球は遊直併殺打となった。0―6の7回に小園が先頭二塁打を放ち、1死二塁から菊池の遊撃内野安打に悪送球が絡んで1点を返したが、完封負けを免れるのが精いっぱいだった。