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巨人の24歳内野手「追い込まれてからの対応で」3週間ぶり一発 桑田2軍監督「非常に価値がある」 

スポーツ報知 2024年7月16日 5時50分

◆イースタン・リーグ 巨人4―3西武(15日・ジャイアンツ球場)

 巨人の増田陸内野手(24)が15日、約3週間ぶりの2号3ランを放った。イースタン・リーグの西武戦(G球場)に「7番・一塁」で先発出場。4回2死一、三塁、2ストライクから高橋のフォークを左中間へ運んだ。6月26日以来の一発に「フォークは頭に入っていた。久しぶりの打感で完璧でした」とうなずいた。

 6月中旬に今季初昇格も、5打数無安打で同24日に2軍降格。結果を残そうと思うあまり「持っている以上のものを出そうとして力んでしまう」と反省が残った。韓国プロ野球で通算269本塁打の朴錫ミン(パク・ソンミン)育成コーチの下半身の回転で打つという助言は守りつつ、「2軍でやっていることを(1軍で)そのまま出す」ことを課題に5戦連続安打と結果につなげている。

 8回1死では、カウント1―2から外角低めのカーブを中前へ。現在2軍のテーマである「追い込まれてからバットを短く持って対応する」を実践し、桑田2軍監督は「非常に価値がある」と評価した。1軍でのリベンジを期す若武者は「しっかり準備、対策をして、1軍に上がれるくらいの数字を出していきたい」と力を込めた。(小島 和之)

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