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【中京記念】初タイトル狙う絶好調セオ、調整はすこぶる順調「負荷をかけたがしっかりと動けたし、余力も十分」

スポーツ報知 2024年7月16日 6時30分

◆第72回中京記念・G3(7月21日、小倉競馬場・芝1800メートル)

 サマーマイルシリーズ第2戦、第72回中京記念・G3(芝1800メートル)は21日、小倉競馬場で行われる。

 連勝中の勢いは止まらない。昨年のラジオNIKKEI賞(16着)以来、2度目の重賞挑戦となるセオが初タイトルを狙う。

 中間の調整はすこぶる順調だ。10日の1週前追い切りは、栗東・CWコースで6ハロン81秒8―11秒5。併せたレーウィン(3歳未勝利)に2馬身半先着した。「集中して走れていた。負荷をかけたがしっかりと動けたし、余力も十分。反応もよかったね」と寺倉助手。14日も坂路で56秒2―12秒9と、緩めずに乗り込めている。

 前走の都大路Sは好スタートから2番手に収まり、抜群の手応えで直線に向いた。最後から2ハロン目が10秒9。相当な瞬発力が求められる場面で一気に突き放し、勝負を決めた。この機動力があれば、初の小倉コースにも難なく対応できそうだ。

 少しレース間隔は空いたが、同助手は「夏負けしていないし、カイバもちゃんと食べている。先行力もあるから、小倉も合いそう」と不安がないことを伝えた。昨年3月には後の重賞2勝馬、レーベンスティールにも勝っている。上がり馬が3連勝で夏コクを締めくくる。(山下 優)

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