◆パ・リーグ 西武3―0オリックス(15日・ベルーナドーム)
ここぞの場面でベテランは頼りになる。1点リードの8回1死一塁。西武・栗山巧が左中間へ適時二塁打を放った。菅井のプロ初勝利を決定づける貴重な追加点に「何とかせなアカンという気持ちが強かった」と振り返った。この日は2安打2四球で4打席すべてに出塁とあって「振り返ってみれば全部仕事しましたね」と笑みを浮かべた。
ベンチからは菅井の力投を見守り「ピンチを背負ってもしっかり(炭谷)銀仁朗の要求通りに投げていた。僕はピッチャーのことあんまりわからないけど、ゼロで上がってくるのは相当のプレッシャーあっただろうし」と21歳の左腕をほめたたえていた。