◆米大リーグ オールスター ア・リーグ―ナ・リーグ（１６日、テキサス州アーリントン＝グローブライフフィールド）
カブス・今永昇太投手（３０）が１５日（日本時間１６日）、１６日（同１７日）にレンジャーズの本拠地・テキサス州アーリントンで行われるオールスターに初参加する。前日のこの日は同球場で球宴恒例行事となっている各選手の個別取材に登場し、日米メディアに対応した。
新人でのオールスター選出は日本人選手９人目の快挙。中継ぎでの登板が有力視されている今永は、渡米１年目の今季ここまで１７試合で８勝２敗、防御率２・９７。メジャー初先発から９登板で史上最高となる防御率０・８４をたたき出し、５連勝を飾るなど鮮烈な活躍を見せている。カブスは現在、４７勝５１敗でナ・リーグ中地区最下位に沈むが、同首位のブルワーズとは８・５ゲーム差。「オールスターブレイク前の最後の１週間もものすごくいい形で過ごせましたし、勝っても負けてもみんな自分のやるべきことを理解していて。みんなの結束力が高まれば必ず今よりいい位置にいけると思います」と今永は宣言した。
シカゴ（カブス）に来て良かったかと現地記者の質問を受けると、「自分の人生には正解しかないと思うので、僕が下した判断は全て正解になるということを自分が証明していくので。シカゴに入ったこと、そしてアメリカに来たことは正解だと思います」と“今永節”をさく裂させた。