◆米大リーグ オールスター ア・リーグ―ナ・リーグ（１６日、テキサス州アーリントン＝グローブライフフィールド）
カブス・今永昇太投手（３０）が１５日（日本時間１６日）、１６日（同１７日）にレンジャーズの本拠地・テキサス州アーリントンで行われるオールスターに初参加する。前日のこの日は同球場で球宴恒例行事となっている各選手の個別取材に登場し、日米メディアに対応した。
新人でのオールスター選出は日本人選手９人目の快挙。中継ぎでの登板が有力視されている今永は、対戦したい選手として今季両リーグ最多の３４本塁打を放っているジャッジ（ヤンキース）の名前を挙げ「今ホームランも１位ですし、ものすごい数字を出しているので。僕もジャッジ選手の構えを見た時に投げる場所がないなというのは少し感じているので。そういう打者に対して自分がどうすべきなのかというのを１８・４４の中で感じたいと思います」と目を輝かせた。「本当に抑えにいくというか、普段のシーズンと変わらない配球で投げたいなと思うので。全て投げたいと思ってます。チェンジアップもストレートも、その時に合った球を選んでいきたいと思います」と対戦が実現すれば、真剣勝負を挑むつもりだ。
メジャー１年目の今永は今季ここまで１７試合で８勝２敗、防御率２・９７。初先発から９登板で史上最高となる防御率０・８４をたたき出し、５連勝を飾るなど鮮烈な活躍を見せている。