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【高校野球】北見柏陽は22年ぶりの4強逃す、左肘痛で緊急降板の山内悠生「プロ志望届を出します

スポーツ報知 2024年7月16日 12時34分

◆第106回全国高校野球選手権北北海道大会 ▽準々決勝 クラーク7―2北見柏陽(16日・旭川スタルヒン)

 北見柏陽が昨夏王者のクラークに敗れ、22年ぶりの4強入りを逃した。最速146キロのプロ注目左腕・山内悠生(3年)は4回途中6失点で緊急降板。2番手投手も相手打線の勢いを止めることが出来なかった。

 大会前から左肘を痛めていた山内。「痛いからって、ここにきて投げないのはさすがにないと思った。自分が投げて勝ちたかった」と、痛み止めの薬を飲んで先発を志願した。1回に内野安打2本を含む4安打に失策も絡み、いきなり2失点。4回は先頭打者への四球からバント内野安打2本で無死満塁のピンチを招き押し出し四球を与えると、次打者に1球投じたところで「限界だった」とマウンドを降りた。

 184センチ87キロの恵まれた体格で、高校から本格的に投手を始めたばかり。プロのスカウトからは伸びしろと素材を評価する声も上がっており、山内は「プロ志望届は出します。(大学などは)夏終わってからと考えていたので、プロ一本になるかはわからない」と話した。

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