◆JERAセ・リーグ DeNA―広島=雨天中止=(16日・横浜)
広島は、横浜スタジアムで予定していたDeNA戦が雨天中止となった。17日の同カードは、当初の予定通りに森下が先発。この日に先発予定だった玉村はブルペン待機へと回る。また「7番・遊撃」でスタメンの予定だった矢野は、次戦で4打席に立てばプロ4年目で初の規定打席到達となる。それを伝え聞いた新井監督は「矢野が? 矢野が4打席で? 矢野が?」と冗談交じりに受け止めながら、「彼が自分自身でつかんでいる今のポジション、立ち位置」と、さらなる飛躍に期待を込めた。
試合中止が決まった後の新井貴浩監督の主な一問一答は以下。
―直近1週間で3度目、今季8度目の雨天中止。9月以降の日程に影響が及ぶ
「しょうがないよね、これは。しょうがないです」
―中止決定前、17日の先発は森下投手が予告されていた
「もちろん、それでいきますよ」
―この日に先発予定だった玉村投手について
「ブルペン。中(リリーフ要員)に入ってもらいます」
―前日4回6失点のアドゥワ投手を抹消
「彼も(開幕からローテで回ることが)初めての経験だと思う。前半戦で5勝もして、よく頑張ってくれたと思う。まずはリフレッシュしてもらって、そこからまたファームの方でしっかり投げて、状態をまた上げてもらいたいと思います」
―右中指の剥離骨折から復帰後のスタメン2戦を含む3戦7打数1安打のシャイナー選手について
「まだもうちょっと見てみないと分からないよ。今日も(8番・一塁で)スタメンだったし、もうちょっと見てみないと」
―矢野選手が次戦4打席に立てば規定打席に到達する
「矢野? 矢野があと4打席で? 矢野が?」
―シーズン中だが、規定到達なら4年目で初めて
「彼が自分自身でつかんでいる今のポジション、立ち位置。(次戦で)あと4打席で規定に乗る、乗らないというのはあるかもしれないけど、(シーズンが)終わったときに到達していたか、していないかというのは、すごく大事だと思う。彼は今、試合に出ながら、バッティングの方も少しずつ上達していっていると思う。守備は言わずもがなだけど。1年間終わったときに、規定打席に到達しているように、引き続き頑張ってもらいたいです」