◆JERA セ・リーグ 巨人2―1阪神(16日・東京ドーム)
2試合連続で完封負けを喫していた巨人は、初回に岡本和と大城卓の連続適時打で2得点。13日DeNA戦の6回に4点を取って以来、21イニングぶりの得点を守り切って連敗を2でストップさせた。
巨人は7月に入り11試合で8勝3敗。3~13日の7連勝期間中、3試合連続で4度の勝利打点を記録した岡本和が、初回の先制打で今季14度目のV打。最近はチームが勝利した6試合のうち、5試合で決勝打を放つ活躍だ。
岡本和の初回成績を月別に見ると(Vは勝利打点)
月 打―安[本]点 打率 V
(3)(4)11―2-1・182-
(5)13―0-0・000-
(6)13―2-2・154《2》
(7)7―4〈1〉6・571《4》
7月に打った4本の安打は、いずれも先制の一打。その4試合にチームは一度も追いつかれることなく、全て白星に結びついている。(阿部 大和)