◆米大リーグ オールスター ア・リーグ―ナ・リーグ(16日、テキサス州アーリントン=グローブライフフィールド)
ナ・リーグの先発P・スキーンズが、16日(日本時間17日)、レンジャーズの本拠地・テキサス州アーリントンでのオールスターに登板した。
先頭のクワンの3球目に100マイルが出たと表示されたが、MLB公式サイトによると99・9マイルどまり。初の100マイルは3番ソトへの5球目で100・1マイル(約161・1キロ)。7球目、四球となった内角への直球も100マイルを記録した。ジャッジを三ゴロに打ち取った直球も中継では100マイルだったが、公式サイトでは99・7マイル。100マイル連発、とはいかなかったが、今季前半戦を席巻したスーパールーキーがその実力を披露した。
MLB公式サイトのサラ・ラングス氏のXによると、球宴で2球以上100マイル超を記録したのは、ピッチトラッキングが始まった08年以降、J・バーランダー(12年)、C・セール(18年)に次いで3人目という。
昨年のドラフトで全体1位指名でパイレーツに入団し、5月にMLBデビュー。11試合先発で6勝無敗、防御率1・90の好成績を残している。新人がオールスターで先発登板するのは1995年の野茂英雄以来5人目で、約30年ぶりの快挙となった。