◆米大リーグ オールスターゲーム ア・リーグ５―３ナ・リーグ（１６日、テキサス州アーリントン＝グローブライフフィールド）
メジャーリーグの第９４回オールスターゲームが１６日（日本時間１７日）、レンジャーズの本拠地・テキサス州アーリントンで行われ、ア・リーグが逆転勝ち。２年ぶりの白星を手にした。
試合は３回にナ・リーグが大谷翔平（ドジャース）の３ランで先制。大谷は４年連続４度目の出場、通算８打席目でオールスター初本塁打となった。「いいスイングだったなと思います。（バットの先気味？）でも、いい角度で上がっていたので、入るかなと。オールスターはなかなか打てていなかったので、１本いいのが打てて良かったなと思いました」と振り返った。
しかし、その裏。ア・リーグはソト（ヤンキース）の２点二塁打、代打・フライ（ガーディアンズ）の左前適時打ですぐさま同点。５回にはデュラン（レッドソックス）が決勝２ランを放ち、試合を決めた。メジャー１年目で初出場の今永昇太（カブス）はナ・リーグの４番手で３―３の４回に登板し、１イニングを３者凡退のパーフェクト救援。「何とか無失点で終えたいと思って投げてました。緊張はそこまでしなかったんですけど、せっかく大谷くんが３ランホームランを打ってくれたので、僕が点を取られて負けるわけにはいかないので。大谷くんのホームランを無駄にしたくないと思って投げてました」と笑顔だった。