◆第106回全国高校野球選手権埼玉大会▽3回戦 花咲徳栄9―0鴻巣=7回コールド(17日・レジデンシャルスタジアム大宮)
プロ注目の花咲徳栄のエース・上原堆我(たいが)投手(3年)が、9―0の7回裏に4番手として登板。3者続けて空振り三振を奪い、貫禄を示した。
「夏の大会に向け、先発で9回投げ切る体力をつけることと、ストレートを磨くことを意識してきました。今日は真っすぐだけ投げましたが、感触は良かったです」。最速148キロ右腕は、この夏の初登板を納得の表情で振り返った。
2015~19年に4年連続で甲子園出場を果たし、2017年には全国制覇を成し遂げた花咲徳栄だが、その後は優勝から遠ざかっている。上原は「準決勝、決勝で一番いいピッチングが出来るように」と言葉に力を込めた。