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サウスゲート監督退任のイングランド代表…後任はイングランド人のほかに、外国出身者の可能性も

スポーツ報知 2024年7月17日 17時3分

 イングランド代表のガレス・サウスゲート監督(53)が7月16日、退任を発表した。イングランド協会(FA)との契約は今年の12月まで残っていたが、欧州選手権決勝で敗れたことで、辞任を決めた。

 17日の英メディアではBBCを始め、後任監督の予想で埋まった。どのメディアも真っ先にプレミアリーグのニューカッスルを率いるエディ・ハウ監督(46)の名前を挙げている。

 しかし、問題は46歳と若く、これからという年齢で代表監督に就任するのかということだ。現在はサウジアラビア資本が入り、近い将来にプレミアリーグの優勝争いに加わる可能性があると見られるニューカッスルを指揮しており、自分自身の野心と釣り合ったクラブで充実した監督生活を送っているという見方が強い。

 また、サウスゲート監督の年俸が500万ポンド(約10億4500万円)だったこともマイナス材料。昨今のプレミアリーグで、この金額は中堅監督の年俸となる。母国の代表監督となるのは金銭以上に名誉なことではあるが、収入が下がり、1シーズンをフルで戦うクラブ監督の日常を失ってしまう選択をハウ監督が選ぶのか。そこが疑問視されている。

 イングランド人監督としてはハウ監督以外に、ポッター氏、ジェラード氏、ランパード氏に加え、昨夏にU-23代表を欧州王者に導いたカーズリー監督の名前が挙がるが、3人は近年の監督としての成績が悪く、カーズリー監督は小粒な印象だ。

 そこでカペッロ監督(イタリア)以後、封印した外国出身監督招へいの可能性が再燃する。マンチェスターCのグアルディオラ監督、前リバプール監督のクロップ氏(ともにドイツ)の名前も挙がってはいるが、具体性のある候補者は今季でバイエルン監督を退任したトゥヘル監督(ドイツ)、同じく今季でチェルシーを去ったばかりのポチェティーノ氏(アルゼンチン)の2人となりそうだ。

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