◆イースタン・リーグ 巨人―西武(17日・ジャイアンツ球場)
ドラフト1位・西舘勇陽投手が、2軍降格後初登板に臨み、1回無安打無失点、2奪三振で最速154キロをマークした。2点を追う5回から登板。先頭のジョセフは154キロの直球、仲三河は140キロのフォークで連続三振。2死から渡部に四球を与えたが、最後は古川を内角の151キロで詰まらせて一邪飛に封じた。
6月28日の広島戦以来、約3週間ぶりの実戦を無失点で終えたが、先頭のジョセフに対して3ボールとなるなど、イニングの入りで乱れたことを反省。「出力自体は出ていたんですけど、内容的にはあんまり」と淡々と振り返った。
西舘は6月30日にプロ入り初の2軍降格。今季は1軍では救援で26試合に登板。1勝2敗19ホールド、防御率3・57をマークしている。1軍再昇格へ向けて「ここからは実戦の中でどういう投球ができるか。マウンドで自分が出せるように、準備をしっかりできれば」と語った。