◆JERA セ・リーグ 巨人4―3阪神(17日・東京ドーム)
今年初めて左翼で先発した岡本和(巨)が、5回の勝ち越し二塁打で2試合連続の勝利打点。これで決勝打は7月に入って6度目となり、昨年の6月に並ぶ自身の月間最多回数となった。
左翼で先発した試合でのV打は(カッコ内は球場、先…先制、勝…勝ち越し)
年・月・日 相手 回殊勲
18・8・25神(東)1回先[本]
10・4 広(マ)5回先[安]
10・9 神(甲)7回勝[本]
19・6・6 楽(楽)6回勝[本]
24・7・17神(東)5回勝[二]
5年ぶり5度目。このうち3度が阪神戦だ。
ここまでチームの86試合に全て4番打者で先発出場。守備位置別では一塁で65試合、三塁20試合、そして左翼で1試合。岡本和がシーズンの全試合で4番に座った21年は三塁での出場のみだったが、今年は3つのポジションで先発となった。
過去にシーズンの全試合で4番を務めた打者は、岡本和を含め39人(65度)。その年に3つ以上の守備位置で先発した例は一度もないだけに、このまま全試合で4番なら初めてのケースになる。(阿部 大和)