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9度目のカド番の大関・貴景勝、4日目で早くも3敗目 八角理事長「仕方がない。精一杯やっている」

スポーツ報知 2024年7月17日 20時7分

◆大相撲 ▽名古屋場所4日目(17日・ドルフィンズアリーナ)

 9度目のカド番の大関・貴景勝(常盤山)が、早くも3敗目を喫した。東前頭4枚目・翔猿(追手風)との一番。立ち合いの強烈な張り手で相手を土俵際まで追い詰めた。しかし、右前まわしを許したところで引いてしまい、一瞬のスキを送り投げられ、土俵上で腹ばいに。取組後は「(当たっている感触は)どちらとも思っていない。やるべきことをやっている。やるだけなので」と語った。

 八角理事長(元横綱・北勝海)は「下に入られて慌ててしまった。余裕がなかった。小手に巻いて自分で墓穴を掘ってしまった。仕方がない。よくやっている」と今後の奮起に期待した。

 師匠の常盤山親方(元小結・隆三杉)は「白星が一番の薬。前半で勝っていって波に乗ってくれれば」と話していたが、苦しい前半戦となっている。

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