◆大相撲 ▽名古屋場所４日目（１７日・ドルフィンズアリーナ）
東前頭１３枚目・北勝富士（八角）が、西前頭１１枚目・錦木（伊勢ノ海）を押し出しで破って初白星を挙げた。「立ち合いで当たって、すぐにはじいてしまったのでダメですね。落ち着いて相撲を取りたいですね。（初白星には）安心しました」と安どした。
自身の一番前の取組で東前頭１２枚目・朝乃山（高砂）が左膝を負傷。膝から崩れ落ちる姿を目の当たりにして「僕も膝をケガをしている身として鳥肌が立った。かわいそうに」と心情を明かした。
朝乃山は右膝の負傷で先場所を全休。復帰した今場所は初日から３連勝を飾り、状態は万全かのように思えた。「膝をケガをしたことがないと言っていて、肩や足首をケガしたことがあると話はしていた。どうしてもかばってしまう。痛くない方で頑張ってしまうので、注意しないといけない」と自身に言い聞かせるように語った。