◆JERAセ・リーグ 巨人4―3阪神(17日・東京ドーム)
阪神・岡田彰布監督が、痛恨の2連敗を受け「ちぐはぐ」というワードを5回も使った。指揮官として初めて近本、中野の両者をスタメンから外すなど、打順を大幅シャッフルして臨んだ一戦も勝利には結びつかず。先発の大竹が今季5敗目。首位・巨人とのゲーム差は2・5に広がった。
以下、監督の一問一答。
―中盤に早めの選手交代。試合前から決めていたか。
「そうやん、別に普通に」
―スタメンを含めてチームを動かしていこうというふうに見えた。
「動けへんやんか。なかなか、チグハグで」
―刺激させる意味もあったか。
「違う。刺激っていうか、点を取るためにそないして。チグハグやなあ。ええ?」
―小幡はアクシデントか。
「肉離れや。あれ普通に走っとったらセーフやろ」
―ベースを回った時に。
「そやろ」
―木浪もまだ下にいる。遊撃は今後考えないと。
「いやあ、木浪もう上げる予定やん。今日も3打席立ってるやん」
―前倒しで。
「前倒しやないやんか、予定、なんでやねん(笑)」
―小幡は打撃が良くなっていただけに。
「おーん、なあ、打つの上がってきたのになあ」
―大竹は点をもらっても踏ん張れなかった。
「なあ、途中ボール高なったもんな、おーん。なんかな、後手後手でチグハグなるわな」
―早い段階でベンチ入りメンバー使った。
「最初からそのつもりやんか。そんなもん、なんでよ。そんなお前。小幡がああなったから、お前な。ちょっと人おらんようなったから。延長なったらおらへんようなるからのお、なんかちぐはぐなるなあ」
―熊谷はパッと出て。
「うん。その代わりショートはな、守りが大事やから」
―3回の守備、丸のライト前、野口の送球は遅れたようにも。
「どこの?一、三塁?二、三塁やろ?だからお前な、ピッチャーやのにな。アウト取ってたらな、あれやけど、そらアウトやろ。だからチームワークもいろいろな、そうなるんよ」
―巨人に勝ち越して前半戦を終わりたかった。
「勝ち越したいうてもそらお前、点がそんな入れへんやんか。今日なんか点取った方やでお前、そんなの」
―最初いい感じで点が入った。
「うーん」
―佐藤輝は安定している。
「まあ安定してるいうか、あとの打席がもう。そら、最初だけやんか安定してるって。チグハグやなあ」