Infoseek 楽天

【高校野球】奈良大付の岸本佑也が3安打11Kで完封!巨人・柳舘スカウト「両方の可能性秘めている」

スポーツ報知 2024年7月18日 11時41分

◆第106回全国高校野球選手権奈良大会 ▽3回戦 奈良大付5―0橿原学院(18日・さとやくスタジアム)

 18年以来6年ぶり2度目となる夏の甲子園を目指す奈良大付が、橿原学院に快勝した。

 この日、プロ注目遊撃手・岸本佑也(3年)は「3番・投手」で先発。同じくプロ注目の相手右腕・沢辺孝良(たから、3年)との投げ合いとなった。

 チームは、2回、2死二、三塁から8番・岡田凌輝捕手(りき、3年)が右前に適時打。さらに、相手右翼手の打球処理がもたつく間に二塁走者が生還し、この回2点を先取した。4回には1死一、三塁から岡田がスクイズを敢行。きっちりと投前に転がし、1点を追加した。

 序盤に援護をもらった岸本は、3回までに5三振を奪う上々の立ち上がり。4回には無死三塁のピンチを招いたが、投ゴロ、空振り三振、二ゴロで切り抜け、無失点とした。

 その後、味方打線は6回と9回にもそれぞれ1点ずつを追加。岸本は最後まで力強い球で打者をねじ伏せ、3安打11奪三振で完封勝利を挙げた。なお、打者としては無安打に終わった。

 この日は、ネット裏から7球団のNPBスカウトが熱視線を送った。巨人・柳舘スカウトのスピードガンでは最速146キロを計測。また、同スカウトは「球に力とキレがある。(内野手なので)もちろんフィールディングやけん制もうまくて、センスを感じる。(投打)両方の可能性を秘めている」と高く評価した。

この記事の関連ニュース