◆第106回全国高校野球選手権栃木大会 ▽2回戦 佐野日大4―0宇都宮南(18日・エイジェックスタジアム)
シード校、佐野日大が初戦を快勝発進した。
投げては最速146キロの2年生左腕・洲永(すなが)俊輔が先発し、7回を4安打5Kで無失点。「後ろに先輩が待っているので、自分のできることをやろうと思った」と洲永。8回から登板し2回を無安打で試合を締めた最速143キロのエース右腕・福田昴ノ甫(こうのすけ、3年)との完封リレーへバトンをつないだ。
未来明るい2年生左腕の好投に、麦倉洋一監督(52)も「落ち着いて低め低めで投げられた。持っている実力を出してくれた」と満足げに振り返った。
次戦は21日、足利工と戦う。洲永は「チームでいつも言っている『平常心』を自分もしっかりとやっていく」と意気込んだ。