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【ソフトバンク】スチュワート、野村大樹抑えて武内夏暉に投げ勝って自己最多4勝だ「持ち味十分知ってる」

スポーツ報知 2024年7月18日 16時23分

 ソフトバンクのカーター・スチュワート・ジュニア投手が18日、元僚友の西武・野村大樹内野手を自然体で打ち取ってチームを3連勝に導く。19日の西武戦(ベルーナ)先発を控え、福岡・筑後市のファーム施設で最終調整。前半戦の最終カードとあって「この3連戦のうち2つは必ず勝ちたい。今はチームに勢いがあるので、いい流れを維持したまま球宴休みに入りたいね」と2カード連続勝ち越しにつながる初戦の必勝を誓った。

 そのために必ず抑えなければいけない打者がいる。今月5日に斉藤との交換トレードでソフトバンクから西武に移籍した野村大だ。「対戦するのは初めて。意識せずに、とにかく全力でいきたい」と特別な感情は抜きにして打ち取るつもり。「同じチームで長い間プレーしたので、持ち味も十分に知っている」と、お互いの手の内知っているだけに好勝負となりそうだ。

 ただし野村大は17日までのオリックス3連戦で5番打者を務める大化けぶり。一方の自身も、6月28日の日本ハム戦(エスコン)でプロ初の2ケタとなる13三振を奪い、続く前回、今月12日の日本ハム戦(同)でも10奪三振と急成長を遂げている。「全体的にまとまっていて、フォークを決めたいところに落とせてるんだ」と自信満々だ。

 投げ合うのはソフトバンク戦3戦2勝無敗、防御率0・38の“キラー”武内。それだけに「自分の仕事は、できるだけ多く0点でベンチに戻るように頑張ること」と慢心はない。ともに成長した自身と野村大。勝てばキャリアハイのシーズン4勝。1点もやれない勝負に向かって、腕ぶしている。

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