Infoseek 楽天

浦和、長期離脱中のMF安部裕葵を「今季中に公式戦で見ることができれば」 ヘグモ監督が期待

スポーツ報知 2024年7月18日 16時50分

 J1浦和のペア・マティアス・ヘグモ監督が18日、ホームの札幌戦(20日、埼玉)に向けてオンラインで会見した。

 前節のアウェー京都戦(14日)は今季初のスコアレスドロー。指揮官は「攻撃のラストサードに計31回入ることができた。前半で18回、後半は13回。そこでのクオリティーを上げることを今週のミーティングや練習でも行ってる。攻撃のバリエーションもしっかり増えてきている。場合によってはスピードアップしてより縦に速いプレーをするようになっているので、非常に良かった」と評価した。

 FW松尾佑介、MF小泉佳穂、大久保智明らケガ人が続々と戦列復帰。また、FW中島翔哉は負傷のため6月1日の神戸戦以降は公式戦から遠ざかる中、今週には全体練習に完全合流した。同監督は「ブレイク(リーグ中断期間)の後、またメンバーの1人として数えられるようになればと思っている」と期待し、札幌戦の出場は「彼の状態を明日も見て最終的に決めたい」と話した。

 また、負傷の影響で長期離脱が続くMF安部裕葵について「今は特に重症な状況というわけではない」とヘグモ監督。「今季中に彼の姿を公式戦で見ることができればと思ってる。現時点であまり推測はしたくはないが、例えば8月に彼を見ることができればうれしい」と話した。

 直近では6日のホーム湘南戦(2●3)、京都戦とJ2降格圏のチームに2戦勝ちなし。首位・町田と勝ち点16差の9位につける。ヘグモ監督は札幌戦の勝利のカギについて「相手はマンツーマンでマークしてくるので、攻撃の時の1対1で相手をはがせればチャンスは広がる」と見据えた。

この記事の関連ニュース