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【阪神】梅野隆太郎、横田慎太郎さんの命日に決意「初心を忘れず」球団初の捕手1000試合出場も目前

スポーツ報知 2024年7月19日 5時0分

 阪神・梅野隆太郎捕手が18日、同期の命日に決意を新たにした。13年ドラフトで一緒に入団した元外野手の横田慎太郎さんが脳腫瘍で亡くなってから、ちょうど1年。「初心を忘れずに。そういうプレースタイルを横田が持っていた。全力疾走とか、小さいときからやってきたことを思い出させてくれる存在。ちょうど1年ですけど、野球人として自分を律する。そういう思いにさせてくれる強い存在です」と胸に刻んだ。

 岩崎、岩貞ら同期入団の選手は横田さんと特別な絆で結ばれている。昨年のリーグ優勝、日本一の胴上げは横田さんの現役時代のユニホームを手に、歓喜を分かち合った。オフには鹿児島の実家も訪れており「『とにかく頑張って。慎太郎の分まで』という、お父さんとお母さんの言葉は忘れられない。なんとか、自分たちも現役で頑張っていけたら」と誓った。

 球団の生え抜き選手では史上初の捕手としての通算1000試合出場に王手をかけている。19日の広島戦(甲子園)で到達が濃厚。「ここまで来られたことは光栄に思いますし、今まで達成されなかったことを達成できるというのは、非常にうれしいです」と心境を語った。ファンの声援に「『応援してくれるから今日も頑張ろう』と。1年目から11年目まで、一試合一試合への思いは変わらない。その積み重ねで今があるので」と感謝。同時に「やっぱり1試合目が忘れられない」と、ここでも初心を思い出して節目を迎える。

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