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スキージャンプ 雪印メグミルクスキー部が練習を公開、佐藤幸椰「けがをしない体づくりが第一」

スポーツ報知 2024年7月19日 5時45分

 スキージャンプの雪印メグミルクスキー部が18日、札幌・大倉山ジャンプ競技場で練習を公開した。主将の佐藤幸椰(29)は1本も飛ばず陸トレに専念。“ノージャンプ調整”で今季のサマーシーズンに挑む考えを明かした。

 前週の名寄合宿でも飛んだのは、わずか6本。例年より格段に少ないが、明確なプランがある。昨季は早い段階から飛び始め、7月初旬に右膝を故障。治療に1か月を要した。「長いシーズンを戦い抜くために、けがをしない体づくりが第一」。昨季の反省を踏まえ、まずは故障しない究極ボディーの完成を目指す。

 28日のサマージャンプ開幕戦(名寄)を経て、8月2~4日には札幌で3連戦が開催される。冬の前哨戦となるFISサマーグランプリの代表選考も懸かる重要シリーズとなるが“ぶっつけ”で参戦予定。「飛ばない調整をしたことで、どういうメンタルをつくっていくかが大事になる」。定石にとらわれず、その先にある2026年冬季五輪へ突き進む。(石井 睦)

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