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パリ五輪代表バックアップMF山田楓喜がパリへ「日本もおれを必要としている」ルール変更で出場可能に

スポーツ報知 2024年7月19日 8時30分

 サッカーパリ五輪のバックアップメンバー、MF山田楓喜(23)=東京V=が19日、羽田空港からチーム合流に向けフランスへ出発した。17日に代表チームへの帯同が決まったという山田は「運がいいのはわかっていたんで。バックアップに入った時点で、行くことになると思っていた。バックアップメンバーというより、日本もおれを必要としているなって、そんな気持ちでいます」と晴れやかに語った。

 サッカー競技は男女ともメンバーに関するルール変更があり、代表18人にバックアップの4人を加えた計22人から体調面などを考慮し、試合ごとに登録18人を選べる運用に。当初はメンバー入れ替えは負傷や病気などの理由に限られたが、疲労などでも可能になり、22人から自由に18人を選べるルールとなった。

 5月のU―23アジア杯では決勝のウズベキスタン戦でゴールを決めるなど、日本を優勝に導いた山田。しかしその後はコンディション面の不調で約2週間、プレーから離れた時期があり、18人のメンバーからは漏れた。「直前で休んで(五輪出場を)1回消してしまった。でも回復して、22人の争いに入っていけるところまで戻ってきたのはびっくりしているし、自信にもなっている」と回復ぶりをアピールした。

 バックアップに入った時点から準備は進めてきたため、心の準備はできていた。「ワクワクしていますし、日本が勝つためには自分が必要だと思っています。(運命に)導かれていると思うんで。たぶん(試合に)出ることになると思うし、そこで勝たせる。勝つには自分が必要だと思う。優勝して帰ってきたい」とうなずき、決戦の地へと出発した。

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