フジテレビ系「めざまし８」（月曜～金曜・午前８時）は１９日、堀井学衆院議員の関係先が１８日に公選法違反容疑で東京地検特捜部の家宅捜索を受けたことを報じた。
堀井氏側が選挙区内の複数の有権者に秘書などを通じ香典を渡した疑い。公選法は本人が出席する場合を除いて選挙区内での香典などの配布を禁じている。特捜部は、東京都港区の堀井氏の議員宿舎や北海道登別市の地元事務所など関係先を家宅捜索を行った。
堀井氏は１８日に自民党へ離党届を提出し受理された。
堀井氏は、１９９４年にリレハンメル五輪のスピードスケート５００メートルで銅メダルを獲得。２００２年ソルトレークシティ五輪を最後に現役を引退。０７年に北海道議会議員に当選。１２年に北海道９区から自民党公認で衆院選に立候補し初当選した。
スタジオでは、「公選法」で本人が出席する場合を除いて選挙区内での配布が禁じられている「香典」を巡り出演者が議論。その中でＭＣで俳優の谷原章介は、有権者への香典について「弔意はすごくわかるんですけど、結局お金じゃないですか。だったら一律禁止すればいいのになと思っちゃったりもする」と指摘した。
さらに「そのお金自体が例えば政策活動費だったりとか、帳簿に載せなくてもいいようなお金から出ているんではなくて、きちんと自腹で出しているんであれば、逆にＯＫにしてあげてもいいんじゃないかと思います」と提言。公選法について「今はこのルールですから守るべきだと思うんですけど」とした上で「ちょっと時代にあわなくなってきている面もあるのかなと思うんです」と指摘していた。