◆第106回全国高校野球選手権秋田大会準決勝 金足農―秋田工(19日・さきがけ八橋)
両校のスタメンが発表され、金足農のエース・吉田大輝(2年)はベンチスタートとなった。中泉一豊監督は「きょうは全員で戦いたいので(休ませる。中継ぎの可能性は)ないわけじゃない。本人は『大丈夫』と言うけど疲れはあると思います」と話した。近藤暖都(はると、3年)が今大会初めてマウンドに立つ。
吉田大輝は18年夏の甲子園で準優勝に貢献したオリックス・吉田輝星の弟で、今大会は初戦の2回戦(10日)で第1シードの明桜に延長10回タイブレークのすえ完投勝ち。3回戦(13日・対大館桂桜)、準々決勝(16日・対本荘)と連続完封をマークして、全28回356球を1人で投げ抜いていた。中2日の試合はベンチから仲間を信じて声援を送る。