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【高校野球】吉田輝星弟・大輝の温存に成功し金足農が6年ぶり決勝、21日決勝は中4日

スポーツ報知 2024年7月19日 11時54分

◆第106回全国高校野球選手権秋田大会準決勝 金足農8―0秋田工(19日・さきがけ八橋)

 ノーシードの金足農が秋田工を8―0の7回コールドで破り、夏の甲子園で準優勝を果たした18年以来6年ぶりの決勝進出を決めた。2回に中嶋悠斗右翼手(3年)の中犠飛で先制すると、その後も足を絡めた攻撃で相手のミスを誘って着実に加点。終始優位に進めて快勝した。

 中泉一豊監督は試合前に「きょうは全員で戦いたいので(吉田は休ませる。中継ぎの可能性は)ないわけじゃない。本人は『大丈夫』と言うけど疲れはあると思います」と話し、18年のエースでオリックス・吉田輝星の弟・大輝(2年)はベンチスタート。先発した近藤暖都(はると、3年)が5回3安打無失点の好投を見せ、その後も継投でゼロに抑えた。

 吉田大輝は今大会、初戦の2回戦(10日)で第1シードの明桜に延長10回タイブレークのすえ完投勝ち。3回戦(13日・対大館桂桜)、準々決勝(16日・対本荘)と連続完封をマークして、全28回356球を1人で投げ抜いていた。決勝は21日で、中4日と万全の状態で臨むことができる。

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