◆プロボクシング 「トリプル世界戦」 ▽ＷＢＣ世界バンタム級（５３・５キロ以下）タイトルマッチ１２回戦 王者・中谷潤人―ビンセント・アストロラビオ ▽契約体重５４・４キロ以下１０回戦 那須川天心―ジョナサン・ロドリゲス ▽ＷＢＯ世界スーパーフライ級（５２・１キロ以下）タイトルマッチ 王者・田中恒成―ジョナタン・ロドリゲス ▽ＷＢＯ世界フライ級（５０・８キロ以下）王座決定戦 同級２位・加納陸―同級３位アンソニー・オラスクアガ（２０日、東京・両国国技館）
トリプル世界戦の計量が１９日、都内で行われた。メインのＷＢＣ世界バンタム級タイトルマッチを戦う王者の中谷潤人（Ｍ・Ｔ）は５３・２キロで３００グラムアンダーでパス。同級１位のビンセント・アストロラビオ（フィリピン）も５３・３キロでパスした。
セミファイナルに出場するＷＢＡ世界バンタム級７位、ＷＢＯ世界同級１０位、ＷＢＣ世界同級１２位の那須川天心（帝拳）は５４・４キロ、規定体重リミットでパスした。相手のＷＢＯ世界同級４位のジョナサン・ロドリゲス（米国）も５４・０キロでパスした。
世界４階級制覇のＷＢＯ世界スーパーフライ級王者・田中恒成（畑中）は５２・１キロのリミットちょうどで１発パス。同級１２位のジョナタン・ロドリゲス（メキシコ）は５５・０キロで１回目の計量で２・９キロオーバーで再計量となった。
ＷＢＯ世界フライ級２位の加納陸（大成）は１００グラムアンダーの５０・７キロ、アンソニー・オラスクアガ（米国／帝拳）は５０・５キロでパスした。
戦績は２６歳の中谷が２７勝（２０ＫＯ）、２７歳のアストロラビオが１９勝（１４ＫＯ）４敗。
ともに２５歳の２人は天心が３勝（１ＫＯ）、ジョナサン・ロドリゲスが１７勝（７ＫＯ）２敗１分け。
２９歳の田中が２０勝（１１ＫＯ）１敗、２８歳のジョナタン・ロドリゲスが２５勝（１７ＫＯ）２敗１分け。