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【高校野球】東拓司監督率いる昴学園、第3シードで登場も初戦敗退 指揮官はドラマ「下剋上球児」のモデル

スポーツ報知 2024年7月19日 14時24分

◆第106回全国高校野球選手権三重大会▽2回戦 海星2―1昴学園(19日・県営松阪)

 春季大会で3位に輝き、第3シードとして登場した昴学園は、接戦を落とし、初戦敗退を喫した。昨秋就任の東拓司監督は6年前、同じ三重県・白山高校を同校初の甲子園に導いた。昨秋にはドラマ「下剋(こく)上球児」のモデルにもなり、下克上第2章が注目される昴学園での夏初戦だったが、夏1勝は来年以降に持ち越しとなった。

 先発・河田虎優希(2年)は初回、2死満塁から押しだし四球と味方の失策で2点を失う。それでも「徐々にでもリズムを持ってこれるタイプの投手。中盤以降は大丈夫だろうとみていました」と指揮官の言葉通り、2回以降は本塁を踏ませない力投をみせた。

 一方、打線は相手投手・豊田捷人(3年)を打ち崩せず。8回1死一、三塁の場面で一塁走者の挟殺プレーの間に三塁走者が生還した1点のみで逃げ切られた。

 試合後、東監督は「3年生が抜けてしまうので、また1、2年生で一から頑張ります」と悔しさをにじませ、秋を見据えた。

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