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【高校野球】錦城学園が4回戦で敗れる 4番・吉見幹太の父で元横浜の祐治氏は野球を「続けてほしい」

スポーツ報知 2024年7月19日 20時8分

◆第106回全国高校野球選手権東東京大会 ▽4回戦 小山台9―2錦城学園=8回コールド=(19日・大田スタジアム)

 錦城学園が小山台に敗れ、5回戦進出とはならなかった。元横浜・吉見祐治氏(現DeNAスカウト)を父に持つ吉見幹太は4番・ショートとして先発出場し、4打数無安打に終わった。6回1死からは3番手で登板。3回2/3を2失点だった。

 悔しい思いが尽きなかった。「監督を東東京ナンバーワンの男にするって、ずっとやってきた。負けてしまったので申し訳ない。どうしても勝ちたかった」。野球よりも人間的に成長させてくれたという玉木信雄監督(52)への感謝の気持ちがうかがえた。

 祐治氏は錦城学園の初戦から3試合、すべて観戦した。この日(19日)は一塁側のスタンドでメガホンを持って応援。8回の最終打席は動画を撮影していた。「よく高校3年間頑張ってやってくれた。胸を張って帰ってきてほしい」とねぎらった。

 進路についてはまだ考え中。父は「本人次第。僕は続けてほしいなと思っている」としつつ、「仕事でも何でも一生懸命頑張るということを、玉木監督をはじめ関係者の皆さんがいい指導をしてくれた。そういうところは成長したなと思う」とうなずいた。高校野球をやりきった息子を語る姿は誇らしげだった。

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