◆パ・リーグ オリックス2―3楽天(19日・ほっともっと神戸)
オリックスが前半戦2試合を残し、5年ぶりの借金ターンが決まった。就任4年目の中嶋聡監督にとっては初めて。この日は先発・曽谷の乱調が誤算だった。「先制点を取られてしまったことがすごく悔しい」と4回2死二塁でフランコに先制打を許し、続く阿部には左中間へ2ランを運ばれた。
楽天には今季4戦4勝だった2年目左腕が、4回2/3を7安打3失点で降板。「同じテンポになってしまい、ビッグイニングをつくられてしまったところを反省しなければいけない」と視線を落とした。最近4敗がすべて完封負けだった打線は、6回1死二、三塁から中川の遊ゴロと西川の中前打で1点差。あと一本が出ず、借金は3に増えた。