◆JERAセ・リーグ 阪神0―1広島(19日・甲子園)
阪神・岡田彰布監督が、今季12度目の完封負けを受け止めた。先発の村上が8回5安打1失点の力投を見せたが、攻撃陣が7安打を記録しながらも無得点。3連敗で前半戦首位ターンの可能性が完全に消えた。
以下、監督の一問一答。
―ヒットの数自体は出ているが。
「そんなヒット…、点取らなアカンのやろ。ヒットの数やないやんか」
―初回は一、二塁といい形のスタートだったが。
「いやいやそら、ランナー進めへんねんもん。しゃあないやろ」
―取れるところで取らないと。
「取れるとこで、だから、その場できた選手が打つしかないやんか。そういうことやんか。そんなんお前、俺に言われても、ずうっともう何百回いうてるやんか、そんなのは。誰にな、スコアリングポジションでチャンスくるかわからへんねんから。野球やねんから」
―森下の打撃を見られて。
「そらもう1軍きたら結果やからな。そういうことやんか。どうですか言うても『4打数0安打で良かったです』って俺よう言わんで。そういうことやろ。1軍のゲームやで」
―7回も野口まではつながったが。
「なあ。まあキャッチャー2人制にしたからのう、今日のう」
―ちょっと流れが。あそこでゲッツーは。
「ゲッツーってそら。普通はゲッツー打たんけどな。と思うけどな」
―村上がいい投球しているだけに。
「いやいやお前、別にピッチャーそんなん何も悪ないやんか、ずーっとそうやんかお前。別にあんな1点も防げる1点やけどのう。意図が伝わらないからしゃあないやん。簡単すぎるよ、ほんま」
―7回の併殺の場面、坂本にはどういう内容の打撃を求めた?
「どういうバッティングってランナーかえすバッティングやないか、何を言うてんそんなの。どういうバッティングってそんなん分かれへんやん。ピッチャーどこ投げてくるか分かれへんねんから、どこに打てともそんなん言えるわけないんやから、なんでよそらお前。そんなんお前、1点取られてなあ、一番取り返すチャンスやから、俺も行かなかったんや代打はお前、そんなもんお前、そうやんか。なんで1点取られたんや、そんなん。一番チャンスや取り返す、挽回するチャンスやからそんなもん」
―個人個人が考えてできていない。
「やってないから点入れへんやんか。点やってしまうんやんか。まだな、明日試合あるから、なあ。そこまで言われへんけどお前、ほんまに。また走ってくる言うて外されたらあかんからのお。いや、そういうことやろ。なあ、そんなお前、みんな誰も分かれへん話やからお前、そんなんは言う必要ないからお前、明日も明後日ものお、広島と試合あるんやから。ようそういうのが伝わらんていうことやんか、結局は」
―ストレスがたまる。
「ええ?何にもないわ」