◆JERAセ・リーグ 中日1-0巨人(バンテリンドーム)
中日の高橋宏斗投手が巨人相手に8回4安打無失点、12奪三振。7回1失点と好投した巨人・戸郷との投手戦を制し、今季7勝目をマークした。
スポーツ報知評論家の宮本和知氏は「巨人打線はストレートと分かっていても捉えられず、ファウルが精いっぱいだった」と振り返った上で、「勢いだけではない」と高橋宏の素晴らしさを分析した。
2回、高めに浮いた真っすぐを細川に捉えられ、決勝ソロを浴びた戸郷に対し、「高橋投手は低めへの意識が非常に高かった」と宮本氏。さらに、セットポジションに入る際の一瞬の間にも注目し、「あの間で集中力を高めている。しびれる投球だった」と中日の若き右腕を称賛した。