◆JERAセ・リーグ 阪神0―1広島(19日・甲子園)
阪神・木浪聖也内野手はホロ苦い復帰戦となった。
左肩甲骨の骨折が癒えて約1か月ぶりに1軍復帰し、「8番・遊撃」でスタメン出場。しかし3打数無安打に終わった。
守備では5回無死満塁でシャイナーの遊ゴロをファンブル。8回2死では秋山のゴロを捕球したが、送球動作の途中でバランスを崩し、転がりながらの送球となった(記録は内野安打)。
いずれも失策こそつかなかったが、昨季ゴールデングラブ賞を獲得した名手らしくないプレー。攻守でチームに貢献できず「本当に迷惑をかけている。あしたも(試合が)あるので取り返すだけ。自分にできることがこれからもある」と必死に前を向いた。