◆JERAセ・リーグ 中日1―0巨人(19日・バンテリンドーム)
中日の先発・高橋宏斗投手が8回4安打無失点でチームトップの7勝目を挙げた。
首位の巨人打線相手にテンポある投球で試合を進めた。7回には3~5番の中軸を3者連続三振に封じるなど、今季最多の12奪三振。26イニング連続無失点とし、規定投球回にわずか2イニング不足で防御率を0・52までさらに上昇させた。前半戦最後のマウンドを白星で締めくくり、「投げていても感覚はよかった。ゾーンの中で勝負できた」と笑みを浮かべた。
チームは今季17度目の完封勝利で連敗を3でストップ。2週連続で連敗を止めた右腕は「僕が投げる試合は勝ちゲームを作りたい。信頼をもっと強くしていきたいし、勝っていけるように頑張ります」とエースの自覚を強めた。