◆バスケットボール男子 ▽強化試合 ドイツ１０４―８３日本（１９日、ドイツ・ベルリン）
世界ランク２６位の日本は、昨年Ｗ杯優勝国で五輪初戦の相手・ドイツと対戦し、８３―１０４で敗れた。
八村塁（レイカーズ）が先発し、有観客試合ではホーバスジャパン“デビュー”となった。第１クオーター（Ｑ）はジョシュ・ホーキンソン（ＳＲ渋谷）に絶妙アシストを決めると、自身も２本連続３ポイントシュート（３Ｐ）を沈めるなどした。レイカーズでの元同僚・シュレーダー（ネッツ）に強烈ブロックも。後半には得意のミドルシュート、一対一から打開して得点を重ねるなどした。
八村は２４分５５秒出場して最多１９得点をマークした。
３年ぶり日の丸に戻って来たエースのプレーにＸ（旧ツイッター）では「やっぱすげー」「格が違う」「興奮する」「八村、かっこよい」などのポストがあふれた。
八村は、自身２度目の五輪を迎えるにあたり「僕もすごい楽しみ。日本代表としてやれることがすごい誇りに思いますし、その中で僕が今までＮＢＡでやってきた経験をチームメート、日本のみなさんに見せられたら。プレーで引っ張って行ければいいなと思います」と語っていた。
次は、２１日にＮＢＡで３度のＭＶＰに輝いたニコラ・ヨキッチ（ナゲッツ）を擁するセルビアとアウェーで強化試合を実施予定。
男子日本代表は五輪で史上初の８強入りを目標に掲げる。世界ランク２６位の日本は、１次リーグＢ組で、７月２７日にドイツ、７月３０日に開催国で、ＮＢＡ新人王のウェンバンヤマ擁するフランス、８月２日にブラジルと対戦する。