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五輪辞退の宮田笙子、自身のインスタグラム投稿全削除 喫煙と飲酒が発覚 主将でエースが“異例”の事態

スポーツ報知 2024年7月20日 16時39分

 体操女子のパリ五輪日本代表で、喫煙と飲酒の発覚により出場を辞退した19歳の宮田笙子(順大)は20日までに自身のインスタグラムの投稿を全て削除した。

 発覚は15日に強化本部に入った情報提供。調査のため本人は事前合宿地のモナコから18日に帰国し、日本体操協会と順大の聞き取り調査に応じた。6月末~7月にかけて都内で喫煙1度と、日本トップレベル競技者施設のナショナルトレーニングセンター(宿泊棟)での飲酒1度を告白したという。

 現在、成人は18歳だが、喫煙と飲酒は20歳以上。また、同協会の行動規範にも反した。けがや病気を除き、一度認定した選手の辞退は、JOC(日本オリンピック委員会)も「過去におそらくない」と話す異例の事態となった。

 女子体操の予選は28日開始。宮田が抜ける形となったが、補欠帯同している杉原愛子(TRyAS)の繰り上げはない。エントリー期日はすでに過ぎ、病気やけがの場合は、医師の診断で証明ができれば交代可能だが、今回は適応外となる。パリ五輪団体は各国5人も、日本協会の西村専務理事は「4人で戦わざるを得ない」と話していた。

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