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新助っ人モンテス 来日から4戦連続安打!打率は驚異の6割3分6厘…「状態100%」で球宴明け1軍昇格準備OK!

スポーツ報知 2024年7月21日 5時20分

◆独立リーグ交流戦 BC福島4―6巨人3軍(20日・しらさわグリーンパーク)

 巨人の新外国人、ココ・モンテス内野手(27)=前ロッキーズ3A=が20日の独立リーグ交流戦・福島戦(しらさわグリーンパーク)で、来日から4試合連続安打をマークした。「2番・DH」で2本の左前打を放ち、実戦4試合で計11打数7安打、打率は6割3分6厘に上昇。球宴明けの1軍昇格へ「状態は100%です」と準備OKを強調した。

 モンテスがまた打った。初回に外角スライダーを左前に運ぶと、4回にも初球の低めスライダーを左前へ。来日7日目で4試合目の超ハイペース調整で「あとは直球のタイミングを合わせるだけ」と実戦感覚が研ぎ澄まされてきた。強烈なライナーを目の当たりにした三塁側ベンチの若手からは「本当にすごいな…」と驚きの声が漏れた。

 疲労を考慮されてDHでの出場も、試合前には遊撃に加えて来日後初めて二塁、三塁でもノックを受けた。柔らかいグラブさばきを披露した一方でユニホームを汚しながら一、二塁間の打球に飛び込む泥臭さも垣間見せた助っ人に、駒田3軍監督は「一生懸命やってくれてるね」と笑顔。1軍は二塁・吉川を除いた起用は流動的なだけに、複数ポジションを守れるモンテスが昇格すれば競争の激化にもつながる。

 21日の同戦は三塁で先発出場し、試合中に二塁へ回る見込みだ。「米国では3ポジションを均等に守っていた。言われたポジションでプレーするよ」。快音が止まらないモンテスが守備でも、その力を見せつける。(内田 拓希)

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