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ともに3歳を子育て中のママ…パリ五輪で平野ノラが注目!バレー女子日本代表セッター・岩崎こよみに「信じられません」

スポーツ報知 2024年7月21日 7時0分

 小学生時代に全国優勝を経験し、中学高校ではバレーボール部の主将だったタレントの平野ノラ(45)は、日本代表の躍進を確信している。芸能人で初めて日本バレーボール協会の評議員も務める平野は「男子も女子も今大会は金メダルを狙える」とエールを送りつつ、とりわけ自身と同じく子育てをしながら活躍する岩崎こよみ(35)に注目している。(浦本 将樹)

 話し始めると強い眼力とともに応援の言葉が止まらない。「今大会はバレーボールの歴史が変わる。一昔前はおこがましくて『メダル』なんて言えなかった。今は金しか見えていない。集大成です」

 直前のネーションズリーグ(NL)で共に銀メダルだった男女日本代表が、頂点に立つことを期待している。「最近では海外でプレーする選手が増えた。食生活や危機管理も学び、自分たちで考えてプレーもするようになってきている。世界のレベルが分かってきたのが大きい」と太鼓判を押す。

 自身もバレーボール経験者。母親のママさんバレーについて行き、子供たち同士で遊んでいたのがきっかけだった。東京・葛飾区の東金町ビーバーズに所属。小学5年で全国優勝を果たした。

 中学3年時には、バレーのスポーツ推薦ではなく地元公立高の一般入試への切り替えも考えたが「先生から『(成績が悪すぎて)一番簡単な高校も行けない』と言われ『おったまげ~』って。その頃から(持ちネタを)使ってましたね(笑い)」。

 現役時はレシーブが得意。今大会で代表に選ばれている石川真佑(24)が高校3年だった時に、テレビ番組の企画でスパイクを受けたこともある。「ボールが強くて重くて、腕がめちゃくちゃ痛かった。腕の引き上げが速くて肩も柔らかい。あれくらいじゃないと相手のブロックをはじけないんですね」と舌を巻いたが、最も注目しているのはセッターの岩崎だ。

 3歳の長男を育てながら日の丸を背負う最年長。自身も同い年の長女を持つ母として、尊敬の念に堪えない。「信じられません。出産後、普通の生活に戻るのも大変なのに、全日本に選ばれるくらいの練習とトレーニングをしたんでしょうね。お子さんが生まれて守るものがあって、母として一つ思いが乗りますよね」と声を弾ませる。

 「今では考えられない長時間の練習もあった。でもそれがあるから、芸人になって怖いロケなんかも一切なくなった」と笑った平野。当時とは練習法もルールも大きく変わったが、自らを育ててくれたバレーで世界を相手に戦う代表選手の活躍を楽しみにしている。

 ◆平野 ノラ 本名・平野千秋。1978年10月20日、東京都出身。45歳。2010年12月にデビュー。バブル時代をほうふつさせるキャラクターでブレイク。17年12月に一般男性と結婚し、21年3月に第1子の長女を出産。レギュラー番組はTBS「ひるおび」(月~金曜・前10時25分)金曜コメンテーターなど。身長162センチ。

 ◆バレーボール女子日本代表の試合日程(日本時間)

 ▼28日・後8時 1次リーグ・ポーランド戦

 ▼8月1日・後8時 1次リーグ・ブラジル戦

 ▼3日・後8時 1次リーグ・ケニア戦

 ▼6、7日 準々決勝

 ▼8、9日 準決勝

 ▼11日・前0時15分 3位決定戦

 ▼11日・後8時 決勝

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