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「まるで1軍のような雰囲気」昨年から「行きたい!」念願のフレッシュ球宴で初安打、未来の大砲候補が体験記

スポーツ報知 2024年7月21日 5時30分

◆プロ野球フレッシュオールスターゲーム2024 イースタン選抜7―0ウエスタン選抜(20日・姫路)

 「フレッシュオールスターゲーム2024」が20日、兵庫・姫路市のウインク球場で行われ、イースタン選抜が勝利し、対戦成績を23勝30敗6分けとした。今季から2軍に参入したオイシックスとくふうハヤテの選手も参加。最優秀選手(賞金100万円)には2安打4打点のヤクルト・橋本星哉捕手(23)が選ばれた。また、巨人のフリアン・ティマ外野手(19)は代打で三塁内野安打を放ち、初安打。未来の大砲候補が本紙にフレッシュ球宴体験記を寄せた。

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 まるで1軍のような雰囲気の中で打席に立つことができました。ホームランを打てず、MVPを取れなかったことは残念ですが、ファンの皆さんにフルスイングを見せられたことは良かったです。素晴らしい選手たちと一緒にプレーできて、いい経験になりました。

 実は、フレッシュオールスターには昨年から周囲に「行きたい!」と話していたのですが、3軍でプレーしていたのでチャンスがありませんでした。今年こそはという思いで「行きたい」と言葉に出し続けてきたので、選ばれた時にはとてもうれしかったです。

 幼い頃からMLBのオールスターは楽しみにしていましたし、毎年、誰かが本塁打を打つ姿を見て「僕もその一人になれるように」と憧れを抱いていました。普段はライバル同士のスター選手たちが仲良くプレーする姿も印象に残っていて、その雰囲気を味わってみたいと思っていました。(DeNAの)石上選手に「何をすれば守備がうまくなれますか?」と質問をしたら「最後までボールをよく見るようにした方がいいよ」と教えてくれました。

 今季2軍で試合に出し続けてもらい、失敗もたくさんある中で、一つずつ修正していこうと工夫を続けてきた前半戦でした。持ち味であるパワーやフルスイングを磨くことはもちろんですが、今の課題はボール球を振らずに三振を減らすこと、調子の波を少なくしていくことだと捉えています。今日の経験を生かして、安定した成績を残せる打者になれるような工夫をしながら、支配下に向けて頑張っていきたいです。(巨人軍外野手)

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