◆パ・リーグ 日本ハム10―2ロッテ(20日・ZOZOマリン)
日本ハムが投打でロッテを圧倒。今季3度目の4連勝で、19年以来の前半戦Aクラスターンを決めた。
前日はソロ2発のみの計2安打だった打線が前半からつながった。2回に伏見寅威捕手の先制2点打など5安打を集めて4点を先行すると、4回には奈良間大己内野手の適時打で追加点。さらに5回にも代打・水谷瞬外野手の2点二塁打などで4点を加えるなど、計15安打10得点。5月15日の西武戦(エスコン)以来、今季2度目の2ケタ得点をマークした。
3年ぶりにチームに復帰し、この日が2度目の先発だったドリュー・バーヘイゲン投手は、大量援護を背に余裕の投球。3回に2本の安打と味方の失策で2点を与えたものの、それ以外は1人も走者を許さず、6回77球で21年10月9日のロッテ戦(札幌D)以来のNPB勝利。猛暑の中で手にした久々の白星に「打線の援護がありがたかった。ここ1年で一番、体の動きもよく、ようやく自分らしい投球ができた」と喜んだ。