◆明治安田J1リーグ▽第24節 浦和3―4札幌(20日・埼玉スタジアム)
浦和はホームで札幌に3―4で敗れ、3戦勝ちなしとなった。
序盤から得点チャンスを多く作った中、前半37分に左CKから札幌DF岡村大八にヘディングで先制点を奪われた。さらに、同アディショナルタイム(AT)にはロングボールからFW鈴木武蔵に追加点を浴びた。
0―2で前半が終了した後、激しい雷雨のため試合が中断。ハーフタイムに加えて約40分間の中断を経て、午後8時45分に再開された。後半開始からFWチアゴサンタナを投入。だが、同6分に自陣左サイドからペナルティーエリア中央へパスを回され、MF駒井善成に3点目を献上。同12分には再び鈴木に追加点を決められた。
0―4の後半16分、移籍後初出場となったFW本間至恩、埼スタデビューとなったFW二田理央、MF小泉佳穂と堀内陽太の4人を一気に投入した。同32分には小泉の右CKからチアゴサンタナが豪快なヘディングシュートで得点。さらに同36分には小泉の左クロスをチアゴサンタナが左足ですらし、ペナルティーエリア右へ走り込んだ二田が右足でGKと右ポストの間を射抜くJ1初ゴールで2点差に迫った。
後半41分、左CKのこぼれ球を拾ったDF井上黎生人がゴール前で相手に倒されてPKを獲得。これを同45分に主将MF伊藤敦樹がゴール左隅へ決め、チーム3点目を決めた。ATは9分。終了間際に右クロスからチアゴサンタナのヘディングシュートはGKの正面を突き、同点ゴールは遠かった。
3月17日の湘南戦(4△4)と並ぶ今季ワーストタイの4失点。終盤に3得点を決める怒とうの追い上げを見せたが、3―4で試合を終えた。