◆JERAセ・リーグ 阪神0―1広島(20日・甲子園)
阪神は今季2度目の4連敗で、貯金がなくなった。4位でオールスターを迎えることが決まり、2016年以来の前半戦Bクラス。延長11回にミスから崩れた。無死一塁から矢野の犠打を投手・富田が処理したが、一塁へ悪送球。この間に一塁走者に三塁進塁を許し、小園の決勝犠飛につながった。19日も坂本が犠打の処理で失策を犯したことが決勝点につながったが、連日の悪夢。0―1の完封負けも前夜と同じスコアとなった。
以下は試合後の岡田彰布監督の一問一答
―こういう展開になると、ミスが命取りに
「なんにもない。なんにも言うことないよ、ホンマに」
―11回の守りも歯がゆい
「だから、言うことないって、もう。言葉がないわ」
―昨日に続いて
「そんなん、ずっとやんか。この前の東京ドームから。やってはいけないことってなあ、チームの方針やん。それをまだやるんやもんな。だから何もないわ、もう、ホンマ信じられへん、俺は」
―相変わらず、目に見えないミスも多いか
「そんなん、いっぱいあるよ。見えないところって、わかるやろ、見とったら。見えてるで、そんなのは」
―終盤のチャンスで走者を進めていれば
「だから見えてるやんか、みんな。なんのミスかわかるやん」
―先発の及川は好投
「頑張ってるよ、ピッチャーは。頑張ってるやんか、そんなのは。当たり前のことやんか」
―いい当たりがファウルになったり正面を突くのも、流れの悪さ
「それはしょうがないやんか、そんなもん、正面いくんやねんもんから。それで惜しかったなんて、プロやねんから、済まされへんやんか。いてないとこ打ていうことやんか、そんなもん。惜しかったなんてないよ、プロには。頑張りましたもないよ、高校野球と違うんやから。何の言葉もない言うてるやんか」