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ドジャースが延長11回劇的サヨナラ勝ち、後半戦2連勝発進 大谷翔平も逆転つなげる米通算800安打

スポーツ報知 2024年7月21日 11時47分

◆米大リーグ ドジャース7×―6レッドソックス=延長11回=(20日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 ドジャース・大谷翔平投手(30)が20日(日本時間21日)、本拠地・レッドソックス戦に「1番・指名打者」でフル出場し、ドジャースは劇的なサヨナラ勝ちをして、後半戦2連勝発進となった。1点を追う9回先頭のE・ヘルナンデスが6号ソロで追いつき、延長10回も2点差を追いつき、11回に1死満塁でスミスがサヨナラを決めた。

 大谷の初回先頭の1打席目は、試合前に人気ヒップホップユニット「Creepy Nuts」がライブを行って、DJ松永が始球式を行ったこともあってか、登場曲を「Bling-Bang-Bang-Born」に変えて打席に立ったが一ゴロ。1点をリードした3回1死走者なし2打席目は三邪飛に倒れた。

 1点を追う6回先頭の3打席目は、左中間への二塁打。打球速度112・7マイル(約181・4キロ)という鋭い当たりでの5試合連続安打で、メジャー通算800安打として、二塁塁上では自ら手をたたいてうなずいていた。その後T・ヘルナンデスの右前打で二塁から一気に生還。積極的な好走塁で同点のホームを踏んみ、パヘスの中犠飛で勝ち越した。

 だが、ドジャースは7回に4番手左腕・バンダがオニールに逆転2ランを被弾。すぐに試合をひっくり返された。1点を追う7回2死一塁の大谷の4打席目は三飛に倒れた。8回には1死満塁という大チャンスを作ったが、ロハスがまさかの投併打。止めたバットにボールが当たる不運な結果となった。それでも1点を追う9回にE・ヘルナンデスのソロで追いつき、延長に突入。10回表にオニールに2ランを浴びたが、2点を奪って同点。延長11回は2死一、二塁で代打・吉田を三飛に打ち取って無失点で切り抜けると、1死満塁でスミスのサヨナラ勝ちにつなげた。大谷は9、11回の5、6打席目は2打席連続で申告敬遠だった。

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