シンガー・ソングライターＲＹＯのソロプロジェクト・Ｌｉｔｔｌｅ Ｂｌａｃｋ Ｄｒｅｓｓ（ＬＢＤ）が２０日、東京・ビルボードライブ東京で「ＣＩＴＹ ＰＯＰ ＮＩＧＨＴ」（１日２回公演）を行った。
シティーポップの名曲をカバーするライブイベント。開催のきっかけは、「昭和歌謡、昭和の音楽を世界に発信していく」をコンセプトにした「ＴＯＫＹＯ ＭＵＳＩＣ ＳＨＯＷ～歌謡ヒットパレード～」（２０１９年）の出演がきっかけ。そのステージで、ゲストの仲本工事さんから「平成生まれ・令和の歌姫として、昭和好きのあなたが、昭和の音楽をどんどん歌い紡いでいってください」とエールを受けたことから。
ＬＢＤは「皆さん、楽しんで頂いていますか？ 今日は４回目の『ＣＩＴＹ ＰＯＰ ＮＩＧＨＴ』ようこそ、いらっしゃいました」とあいさつ。「来て頂いてありがとうございます。（５回、６回と）まだまだ続けていけるようにやっていきます」と誓った。
中盤からは、シティーポップを代表するメロディメーカー・林哲司さんをゲストに迎えてのパフォーマンス。林さん作曲の「ＳＵＭＭＥＲ ＳＵＳＰＩＣＩＯＮ」「真夜中のドア～ｓｔａｙ ｗｉｔｈ ｍｅ」で伸びやかな歌声。「真夜中―」のヒットに、林さんは「本当にうれしいですね。（１９８０年の発売から）４３年、経（た）っていますから。不思議ですよ。（世界的にヒットしているかは）僕も分からない」と話した。
ＬＢＤはパワフルなステージを展開。「悲しみが止まらない」、林さんから楽曲提供を受けた「逆転のレジーナ」など、サマーポップメドレーを含む１３曲で魅了した。