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大谷翔平のNPBオールスターゲーム成績まとめ MLBでは8打席目に球宴初本塁打

スポーツ報知 2024年7月22日 12時5分

 プロ野球マイナビオールスターゲーム2024が23日(エスコン)、24日(神宮)で行われる。大リーグで4年連続4度目のオールスターゲームに出場。通算8打席目にして待望の球宴初本塁打を放ったドジャース・大谷翔平投手(30)の日本ハム時代の球宴成績を振り返る。

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 二刀流の大谷がプロ野球のオールスターゲームに選出されたのは2013から17年の5度。打者としては15打数5安打(1本塁打)3打点、打率3割3分3厘とNPB時代から大舞台でも勝負強さを発揮。16年は第2戦に「5番・DH」でスタメン出場。第2打席で球宴初本塁打を放つなど4打数3安打2打点2得点で最優秀選手賞(MVP)を受賞した。また、第1戦のホームランダービーに出場。1回戦で山田哲人、決勝で柳田悠岐を破り優勝した。NPBの球宴での1号は10打席目だった。

 一方、投手では13、14、15年に登板。3試合4回を投げ7安打4三振2失点、防御率4・50。14年は第2戦で先発。打者5人に対し3安打1失点。160キロ超の直球を連発し勝利投手となった。

 ◆大谷のMLBでのオールスター

 ▽21年(デンバー) 投手は選手間投票5位、DHはファン投票で選出され、史上初の二刀流出場。球宴前日の本塁打競争には日本人初出場も初戦敗退。「1番・投手、DH」で先発し、1回無安打無失点で勝利投手になったが、打者では二ゴロ、一ゴロの2打数無安打。

 ▽22年(ロサンゼルス) 投手はMLB機構推薦、DHはファン投票で選出。投手の登板、本塁打競争の出場は体力面などを考慮して回避したが、「1番・DH」で先発。「First pitch, Full swing,」(初球をフルスイングする)と宣言して打席に入り、カーショーの初球を中前安打もけん制死。2打席目は四球。

 ▽23年(シアトル) 初めて1次投票でリーグトップの得票で、最終投票に進まず出場決定。先発投手でも選手間投票5位で選出。右手中指の爪とマメの状態を考慮して登板と本塁打競争は回避し、試合では打者のみの出場。「Come! to! Seattle!」(シアトルに来て!)の大合唱の中、空振り三振、四球と快音は響かなかった。

 ▽24年(テキサス) 快音が響いたのは両軍無得点の3回無死一、二塁で迎えた第2打席。レッドソックス右腕のホークから先取点となる3ラン。満員に埋まったスタンドは大盛り上がりとなった。ドジャースの選手のオールスターの本塁打は1996年のピアザ以来球団28年ぶり10人目。日本人選手のオールスターでの本塁打は07年のイチロー(マリナーズ)以来17年ぶり2本目だったが、ランニングホームランだっため、柵越えアーチは初めてだった。

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