◆JERA セ・リーグ 中日1―4巨人(21日・バンテリンドーム)
巨人が連勝で前半戦を締めくくった。先発の菅野智之投手が6回を1失点でまとめ、打っては若林楽人外野手が移籍1号となる先制2ランなど3打点と大活躍。阿部慎之助監督の継投策も光った一戦だった。
【阿部監督の試合後のコメント】
―菅野が試合を作った。
「そうだね。本当みんなでつないで、オールスター前に勝てたのでよかったなと思います」
―これでチームトップ8勝目。前半戦うまく引っ張ってくれた。
「そうですね。後半戦も厳しい戦いが多くなると思うので、そこでも頑張ってもらいたいなと思います」
―若林が打った。彼の良さは
「うーん、まず動物のように足が速いところかな。そういう一番大きな武器を持っているんで。そこじゃないですか」
―4点目もそこが生きた。
「そうですね。あのゲッツー崩れなんかね、僕だったら半分くらいでアウトですよ(笑い)」
―スタメン起用は相性
「いやまあ左投手だったし、思い切って使ってみようと」
―今季最多の貯金8で折り返し。
「みんなの頑張りでね、ここまでこれたと思うし。これからはもっと大事な試合がずーっと続いていくわけだから。これを無駄にせずね。後半戦優勝できるチャンスがあるだけね、やりがいももっとあるだろうし、みんなが一つになって同じ方向を向いていければいいかなと思います」
―この前半戦でどんなところを選手が示してくれたか。
「自分の持ち場だったり、そういうのはだんだんわかってきたと思うし。そこでしっかりみんなね、その仕事を全うしようというのはすごく見えるし。そういうのが多少なりとも浸透しているからこそ勝てると思うんで。そこはずっと変わらないと思うし。その準備の仕方だったり、そういうことをね。プロ野球選手だから当たり前なんだけど、そういうのもまた後半戦はもっと徹底して、僕らはやらせたいなと思います」
―モンテスが3軍で本塁打。次の練習から予定通り1軍か。
「そうだね。練習は1軍に呼びます。その投手が1軍で投げるわけではないから、わからないですよ。日本のピッチャーいいし」