◆第106回全国高校野球選手権宮城大会準決勝 仙台育英5―2古川学園(21日・楽天モバイルパーク)
仙台育英が5―2で古川学園を下し、3大会連続42度目の決勝(23日・楽天モバイル)進出を決めた。
先発の武藤陽世投手(3年)が6回を2安打無失点に抑えた。これまでは147キロが最速だったが、大一番で148キロに更新。「一つ一つアウトを取る気持ちでした。自信のある真っすぐで押して見せ球に変化球を使いました」と胸を張った。
須江航監督も「武藤はこの1年間で一番いいピッチングでした」と絶賛。チームにはエースで最速151キロ右腕・山口廉王(れお、3年)も控えているが、武藤は「次も自分が投げるつもりで準備をしていきます」と中1日で迎える決勝を見据えた。